沖縄って飛行機でしか帰ってこられない場所。もし台風が来たら、どうしたらいいか心配ですね?欠航になった時の振替は大変だとよく聞きますが、実際みんなはどんな方法で乗り切っているか知りたいところです。今回の記事では以下の点をまとめました。
- キャンセル料や手数料など追加の負担の発生は?
- どの振替方法や情報収集が有効なのか
- 手慣れた人たちが実践しているテクニック
この記事は、旅行代理店勤務で沖縄リピーターの記者が経験と取材をもとにまとめました。読み終えたあなたは、まず出発便の航空会社アプリをインストールし、その操作方法を確認したくなるはずです。
基本|飛行機の振替は「空席争奪戦」先着順ルール

台風で飛行機が欠航すると、振替は“空席争奪戦”となり、いかに早く空席を確保できるかが勝負です。追加料金の有無や返金の扱いも気になるところ。ここでは、どこに連絡をしてどんな対応をすればよいのか、臨時便や他社便への振替の可能性なども含め、押さえておくべき基本を解説します。
要注意|差額・キャンセル料・早割・パッケージツアー
台風による欠航時の振替は通常、手数料やキャンセル料がかかりません。早割などの割引運賃で購入していた場合、振替便の運賃が高くても追加料金は請求されないのが一般的です。ただし、逆に振替便が元の便より安くなった場合でも、差額が返金されないケースが多い点には注意が必要です。
また、振替は「同じ区間・同じクラス」のみが対象で、経由便や乗り継ぎ便への変更には対応してもらえないことがほとんどです。さらに、往路が欠航し、復路も変更が必要な場合には、往路の変更手続きの際に、復路もあわせて変更する必要があります。特に往路と復路で航空会社が異なる場合は、キャンセル料や手数料が発生する可能性もあるため、十分な確認が重要です。
パッケージツアーでの旅行の場合は、台風接近の情報が出た段階で、欠航時の対応について旅行会社に早めに確認をとっておくと安心です。
原則|空席がある便に乗れるまで「待機」
復路で台風の影響により飛行機が欠航になった場合、原則として空席がある便に振替されるため、空席がなければその便には乗れません。特に沖縄のような観光地では、繁忙期になると元々の便が満席のことが多く、すぐに振替ができず「沖縄で待機」という状況は珍しくありません。
また、オンラインや電話での手続きがスムーズにいかない場合は、空港でキャンセル待ちをすることになるケースも少なくありません。振替のタイミングによっては、そのまま帰れず、ホテルの延泊手続きが必要になることも。状況を見ながら、早めに宿泊先の確保も検討しておくと安心です。
臨時便や他社便もOK?の場合も
大規模な欠航時には臨時便が運行されることがありますが、運行時刻は事前に決まらないため、こまめな情報収集が欠かせません。LCCでは自社便への振替となりますが、「連帯運送契約」を結んでいる航空会社同士なら振替が可能な場合もあるようです。ただし、自社便への振替が基本です。他社便を利用したい時は、事前に振替可能な航空会社を確認して、手続き方法などを確認しておくと安心です。臨時便や情報収集を活用すれば、延泊も数日で済むケースがあります。
実際、臨時便の情報を早めにキャッチして、2〜3日の延泊で済んだという声もあります。早めの行動と正確な情報収集が、振替成功のカギを握ります。
飛行機の振替方法は3つ|状況別の対応を選択

欠航時の振替には、オンライン・電話・空港カウンターの3つの方法があります。それぞれ手続きのスピードや利用できる条件が異なるため、ここでは3つの方法の特徴と注意点を整理します。自分の旅行スケジュールや生活スタイルに合う方法を想定して読んでみて下さい。
オンラインでの振替|公式サイト・アプリで即時対応
飛行機の振替手続きで最も効率的なのが、航空会社の公式サイトやアプリを使ったオンライン対応です。空席の確認から振替の完了までを自分のタイミングで進められるため、欠航が決まった時点で手続きができるので非常に便利です。
オンラインなら24時間いつでも対応できるため、空席を見つけたらすぐに振替手続きを完了させることが可能です。各社とも、振替はオンライン手続きを推奨しており、事前に公式サイトをブックマークしておいたり、アプリをインストールして使い方を確認しておくことで、いざという時に慌てず対応できます。
電話での振替|オンライン不可の旅券の場合に
オンラインでの振替ができない場合や、不明点があるときは、航空会社への電話による問い合わせ・手続きが必要になります。特に、特殊な割引航空券や、旅行会社を通じて購入したチケットなどは、オンライン手続きに対応していないケースもあるため注意が必要です。
例えばANAでは、公式サイト上で現在の電話の待ち時間の目安が確認できるようになっており、混雑状況を見ながら問い合わせるタイミングを図ることができます。ただし、台風による欠航時などは問い合わせが集中するため、電話がつながるまでに長時間かかることもあります。
空港カウンターでの振替|キャンセル待ちや長時間待機も覚悟を
オンラインや電話での手続きが間に合わなかった場合や、事前に振替対応ができなかった場合は、空港カウンターでの振替手続きが可能です。また、空港に到着してから欠航が判明するケースもあり、その場で対応を迫られることもあります。
こうした場合、空席がないとすぐには振替できず、キャンセル待ちを希望することも。欠航が発表された直後の空港カウンターは大変混雑し、長時間の待機を覚悟しなければなりません。特に繁忙期や大規模な欠航時は、対応までに時間がかかるため、可能であればオンラインや電話での手続きを優先する方が、スムーズに対応できることもあります。
誰よりも早い情報収集が決めて

台風による欠航や遅延に備えるには、正確で早い情報収集が欠かせません。普段使っているSNSや利用する航空会社の公式サイトをあらかじめ把握し、必要な情報源を複数持っておくことで行動が早くなります。ここでは、確認すべきサイトや通知方法など、状況に応じた情報収集の手段を紹介します。
航空会社公式サイトは基本|台風時の特設ページをチェック
台風による欠航の発表がいつ行われるかは事前に予測できず、発表が出るのは出発直前になることもあります。航空会社も早めの対応を心がけていますが、天候次第では判断がぎりぎりになる場合もあります。
欠航や運航状況を知るためには、航空会社が直接発表する公式サイトが最も早く正確な情報源です。また、那覇空港や羽田空港など利用予定の空港公式サイトでも、運航情報や特設ページで最新情報を確認できます。天気予報とあわせて、航空会社・空港公式サイトの両方をこまめにチェックして、誰よりも早く情報をつかみましょう。
メール通知・アプリ・SNSを駆使してリアルタイム把握
最新の運航状況をリアルタイムで知るためには、メール通知の登録や公式アプリのインストールが効果的です。さらに、航空会社や空港が発信する公式SNSも重要な情報源です。欠航や遅延の発表だけでなく、「運行状況変更の可能性」などの事前情報も得られることがあります。
また、空港の公式SNSでは、運航情報に加えて駐車場の混雑状況や、空港までの交通機関の運行状況も確認できます。複数の情報収集手段を用意しておくことで、判断のスピードが格段に上がります。
「条件付き運航」になったらチャンス!早めの振替が可能に
「条件付き運航」とは、到着地の天候が悪化する恐れがある場合に、出発しても引き返したり、他の空港に着陸する可能性があると航空会社が判断した便のことです。この状態になると、欠航や大幅な遅延でなくても、振替や払い戻しが可能になります。
条件付き運航から欠航になるケースも少なくないため、予定や台風の進路を考慮して、早めに振替を決断するのも選択肢のひとつです。ただし、この段階では飛ぶ可能性のほうが高いため、旅行や仕事の予定に応じて柔軟に判断しましょう。
一歩先の振替手続きで差がつく!

台風での欠航が予想されるとき、行動の早さが振替便確保の明暗を分けます。自分の旅行スケジュールや台風の進路情報を踏まえ、最も効率的な振替方法を選ぶことが大切です。ここでは、他の利用者が実践している先手を打つテクニックや、条件付き運航時の動き方、満席後でも空席を狙う方法を紹介します。
「新規予約」からの振替というテクニック
欠航がまだ発表されていない段階でも、先手を打って飛びそうな便を「新規予約」してしまう方法があります。これは予約から支払いまでのタイムラグを利用する方法です。
①まず、航空会社の公式サイトから予約だけを行い、支払い期限まで待機します。
②欠航が決まったら、電話窓口または空港カウンターで新規予約分を振替扱いにしてもらうことができます。
ただし、この方法は必ず電話窓口か空港カウンターで手続きを完結させる必要があるため、オンライン上では振替が成立しない点に注意しましょう。
欠航前から動け!条件付き運航のうちに予約変更
予定の便が「条件付き運航」になった時点で、欠航前でも振替が可能になります。天候調整中や運航判断中になったら、運航状況をこまめに確認しましょう。
実際には条件付き運航から目的地以外の空港に着陸する確率は5%未満ですが、旅行や帰宅後の予定を考慮し、早めに予約変更を決断することで余裕を持った行動ができます。
あきらめる前にもう一度!こまめに状況をチェック
情報収集が遅れて欠航を知った場合でも、予約状況は刻々と変わるため諦めるのは早計です。「満席」だった便が数時間後には空席がある状況になっていることも珍しくありません。
実際、欠航直後は5日先まで満席だったのに、再確認したら2日後に空席が出たケースもあります。状況は常に動くため、こまめな再チェックが復路確保のカギになります。
振替に成功した人・失敗した人のリアル体験談

台風による欠航時、振替確保の運命の別れ目は情報収集の速さと行動力にかかっています。進路の変化や欠航発表のタイミングによっては、思った以上に延泊が長引くこともあります。ここでは、情報戦を制して希望便を確保できた人と、出遅れて帰れなかった人、それぞれの体験から学べるポイントを紹介します。
成功例|情報戦に勝ち、先手で希望便を確保
「予定を前倒しにする」や「キャンセル待ち」を使ってさほどの損害なく、帰って来れた人もいます。
失敗例|出遅れて、帰れない…後悔しないための教訓
延泊が長引き、なかなか帰れないない思いをした人達もいます。
まとめ|台風での飛行機欠航は「情報」と「即行動」がカギ

台風による欠航時は、情報収集と行動の速さが振替成功のカギです。特に沖縄旅行に慣れた人は、台風接近の知らせと同時にすぐ動き始めます。とはいえ、台風の進路は変わりやすいため、早めの行動に加えて状況のこまめな確認も必要です。台風シーズンの沖縄旅行では、延泊費用や予定変更も想定し、柔軟に対応できる準備をしておきましょう。