- ジャングリアまでの車でのアクセス方法
- ジャングリアまでの車での所要時間と料金
- 混雑する時間帯
- 渋滞を避けるコツ
ジャングリアまで車で行きたいけど時間や料金、渋滞状況が気になりますよね。事前情報なしで車で行くと、渋滞にはまって身動きが取れないなんてことになりかねません。
この記事では沖縄在住記者が、公式サイトをもとにジャングリア沖縄までの車でのアクセス方法を詳しく解説します。ぜひブックマークして活用してくださいね。
主要スポットからジャングリアまでの所要時間・ルート・高速料金

ジャングリア沖縄へ車で行く場合、出発地点によって所要時間や経路が異なります。
主要な観光スポットからの大まかな所要時間と、高速道路を使う場合の料金目安をまとめました。
主要観光スポットからの目安まとめ
出発地 | 一般道のみの所要時間 | 高速利用時の所要時間 | (ECT普通車) | 高速料金
那覇空港 NAVITIME(那覇空港→ジャングリア) | 約1時間50分~2時間(58号線経由) | 約1時間30分 | 約1000円※ (ECT料金) |
沖縄美ら海水族館 NAVITIME(美ら海水族館→ジャングリア) | 約30分 (県道84号経由) | – | – |
恩納村リゾートエリア NAVITIME(恩納村リゾート→ジャングリア) | 約1時間 (58号線経由) | 約50分 | 約500円※ (ECT料金) |
アメリカンビレッジ (北谷) NAVITIME(北やアメリカンビレッジ→ジャングリア) | 約1時間30分 (58号線経由) | 約1時間5分 | 約730円※ (ECT料金) |
名護市街地 NAVITIME(名護市街→ジャングリア) | 約20分 (県道84号線経由) | – | – |
※高速料金はETC車利用時の片道料金(普通車)です。出発ICをずらすと若干変動するので要確認。
最も距離のある那覇空港からでも、高速道路を使えば約1時間30分で到着可能。美ら海水族館や名護市街地からは比較的近距離で、30分前後でアクセスできます。
それぞれの出発地ごとに代表的なルートと所要時間の詳細を次で解説します。
那覇空港から車でのアクセス
那覇空港からは高速道路経由が最速・便利です。
空港近くの那覇ICから沖縄自動車道に入り、許田ICで降ります。そこから名護市街を抜けて国道58号線を北上し、県道84号線に入るルートが一般的です。
高速利用の場合の所要時間は約1時間30分で、道路が空いていれば1時間半を切ることもあります。特にレンタカー利用であれば、最初からETCカードを借りて高速に乗り、許田ICまで一気に北上する方が渋滞を避けられます。
一方、那覇から一般道(国道58号)だけで向かうルートもあります。
那覇市内からずっと西浦海岸沿いの58号線を北上する経路です。渋滞状況によっては3時間以上かかることもあります。信号も多く朝夕は交通量も多いため、特に観光シーズンの土日は那覇を朝出発する車で流れが悪くなります。
途中の景色を楽しめるメリットはありますが、時間に余裕がない限りあまり現実的ではありません。
美ら海水族館から車でのアクセス
美ら海水族館(海洋博公園)からは距離が近く、車で約30分ほどで到着します。
美ら海水族館のある本部町から県道114号線で今帰仁村方面へ向かい、県道84号線に合流しジャングリアを目指すルートです。道中は農村地帯や丘陵を抜けるローカル道路で、信号も少ないため渋滞はほとんどありません。
距離的に近いため、タクシーで移動でも約30分、料金数千円程度と比較的利用しやすい区間です。高速道路は経由しないため高速料金は不要です。
美ら海水族館で遊んだ後に立ち寄る場合、夕方以降は辺りが暗くなるので早めの移動がおすすめです。
恩納村・名護市街からのアクセス
恩納村のリゾートエリアからは、高速不要の場合でも1時間以内とアクセス良好です。
恩納村南部からは沖縄自動車道の石川ICや屋嘉ICが近いので、高速に乗れば40~50分で到着可能。恩納北部からは、そのまま国道58号線を北上して名護市に入るルートで、高速経由と所要時間は変わりません。
午前10時過ぎにはホテルのチェックアウトに伴う車で国道58号線が北向きに混雑しやすいです。早朝や正午過ぎなどに時間をずらすことで渋滞を避けられます。
名護市街地からは車で約30分ほどで到着します。
名護市中心部から国道58号線を北上し、県道84号線へ入ります。市街中心部で混雑する傾向がありますが、名護市街を出てしまえば信号も少なく流れはスムーズです。
アメリカンビレッジからのアクセス
アメリカンビレッジ周辺からは、車で約1時間~1時間30分程度です。
高速道路を使うかどうかで時間が大きく変わります。
沖縄自動車道を利用する場合、最寄りの沖縄南ICまたは北中城ICまで移動し、そこから許田ICまで高速に乗ります。高速を降りた後は名護市街と同じで、県道84号線に入るルートです。高速利用時は1時間5分~1時間15分ほどかかります。
一般道のみで行く場合は、国道58号線をずっと北上するルートです。
北谷町から嘉手納町・読谷村を経て恩納村に至るまで、片側2~3車線の区間が続きます。所要時間は約1時間30分が目安ですが、交通状況によっては2時間近くかかることもあります。
中部エリアも朝夕の慢性的な渋滞があるため、アメリカンビレッジからは高速道路の活用がおすすめです。
ジャングリアへ車で行くときの渋滞スポット&混雑時間帯まとめ|混みにくいルートも紹介

ジャングリア沖縄は沖縄本島北部のやんばるエリアに位置しており、主要幹線道路を長距離移動する必要があります。渋滞スポットや混雑しがちな時間帯の傾向を把握しておくことが大切です。
ここでは出発エリア別に、注意すべき渋滞ポイントと回避のコツをまとめました。
那覇市内から出発する人向け|朝夕ラッシュと市街地58号の渋滞に注意
那覇市内はモノレール以外の鉄道がなく、車社会のため主要幹線の58号に通勤・通学車両が集中します。オフィス街や学校も沿道に多く、信号交差点が密集し車線変更も頻繁なため、交通量が非常に多いのも特徴です。
そのため、平日朝7:30~9:00頃と夕方17:30~19:00頃に交通量がピークとなり、国道58号や330号を中心に激しい渋滞が発生します。
特に空港から市街地を抜けるまでの国道58号線(久茂地交差点~新都心付近)は朝は北向き、夕方は南向きが慢性的に渋滞します。
対策と回避策
- 7時前に那覇市を出発できれば通勤渋滞をかなり回避できます。逆に8時台に市街地を出ると高速入り口まで時間が読めなくなります。
- 夕方以降に那覇市に戻る場合は、20時以降に南下するとスムーズです。観光や夕食で時間調整し、17~19時台は避けましょう。
- 那覇空港から豊見城道路(瀬長島浦の無料道路)経由で名嘉地ICから高速に乗る方法もあります。多少遠回りですが、市街地の渋滞回避に有効です。
アメリカンビレッジ・北谷エリアから出発する人向け|嘉手納基地の影響と合流混雑に注意
国道58号の北谷町美浜エリアは人気商業施設や飲食店が集まり、アメリカンビレッジへの出入りで車_減速・合流するため流れが滞ります。
嘉手納基地前後も片側2車線になり、基地関係の車両や観光バスも多く流れが滞留しがちです。
そのため、週末の午後~夕方、平日夕方16~18時頃が混雑しがちです。
対策と回避策
- 高速道路の部分利用で渋滞区間を飛ばせます。少し内陸に入り沖縄南ICや北中城ICから高速に乗ることで、嘉手納~読谷の渋滞区間を避けられます。
- 嘉手納基地周辺でイベントがあると周辺道路がさらに混雑するため、時間をずらすか高速経由に切り替えるなど柔軟に対応すると安心です。
- 平日夕方は北谷方面へ帰宅ラッシュの車もあり、17:30~19:00頃に北谷から嘉手納方面へ南下する流れが詰まりやすくなります。19時過ぎに出発するなどの時間調整が有効です。
恩納村・リゾートエリアから出発する人向け|西海岸ルートの混雑と代替時間帯
恩納村のリゾートエリアからは、基本的に国道58号線一本で北上。
この区間は日中の観光交通量が多く、午前10時前後はチェックアウト後に移動するレンタカーや観光バスで名護方面が混雑しがちです。
また16~18時台は、恩納村内のホテルへ向かう車や帰路につく車で南向きが混みあいます。特に恩納村仲泊~石川付近の恩納バイパス合流点は、観光シーズン中はボトルネックになります。
時間帯をずらす以外に抜本的対策がない難しい状況です。
対策と回避策
- 朝早め(~9時)かお昼過ぎ(13時~)に移動すると比較的スムーズです。朝食後すぐ出発、またはランチを済ませてから出発、といった計画が有効でしょう。
- 恩納村内の道の駅やビーチ駐車場で休憩し、ピーク時間を少しずらしてから再出発するのも手です。渋滞の中進むよりリラックスして時間調整したほうが旅行の質も上がります。
- どうしても午前中のピークに走る場合は、地元が推奨する迂回ルートとして「沖縄道・宜野座ICで降りて東海岸の国道329号経由」があります。西海岸の58号より渋滞が少なくスムーズとされています。
高速道路の終点・許田IC周辺の混雑と回避ルート
沖縄自動車道の終点である許田ICでは、北部方面へ向かう車の降車集中による渋滞が懸念されます。
特に休日の午前中など一斉に許田で降りる車が多いと、料金所を先頭に出口渋滞が発生し、その先合流する国道58号まで詰まることがあります。
また、許田ICから先の国道58号・世冨慶交差点にかけて、観光地へ向かう車が集中するとボトルネックになると予測されます。
そのため土日祝の11~13時頃が、渋滞が発生しやすいです。
対策と回避策
- 一つ手前の宜野座ICで高速を降りて国道329号線→県道71号線経由で名護東側に抜けるルートで渋滞を迂回できます。多少遠回りですが、高速出口渋滞を避けられる上、名護市街を経由せず今帰仁方面へアプローチ可能です。
- 名護東道路(自動車専用道路)を活用し、名護市街地をバイパスする方法もあります。許田ICで降りずに名護東道路へ直進し、市街地の信号渋滞を避けられます。ただし、ジャングリア沖縄へ向かう場合は、行き過ぎないように名護市街手前で降りて県道84号へ入る必要があるので注意しましょう。
- 許田IC降車が集中する午前9~10時台を避け、少し早めの8時台に通過するのも有効です。
名護市街からジャングリア直前の県道84号|右折渋滞と通行集中に注意
名護市街から今帰仁方面へ向かう県道84号は片側1車線で、ジャングルの中をうねるように走る道路です。
ジャングリアの入り口付近に位置し、観光車両が増えたことで名護市中山交差点(国道58号との分岐)や嵐山交差点(パーク入り口付近)が渋滞要因となっています。
ジャングリアの開店直前の時間帯(9~10時台)は入口に車が集中しやすく、園内駐車場への誘導待ちで速度低下が起きることも考えられます。
対策と回避策
- ジャングリア沖縄では自家用車ではなく、シャトルバスの利用を推奨しています。名護市内のイオン名護店屋上に無料提供駐車場とシャトルバスを用意しているので、旅行者は名護で車を停めてシャトルを利用するのがおすすめです。
- 自家用車で行く場合は、開園時間で混む9~10時を避け、開園より早く到着して駐車場で待つか、午後からゆっくり訪れるプランにすると入口渋滞を避けられます。
- 東海岸経由で今帰仁村に入るルートも検討できます。
渋滞を避けるための時間帯とルート選びのコツ
- 朝は早起き、もしくはゆっくり出発
- 高速道路はフル活用
- 公共交通の利用
- こまめな情報収集
朝は早起き、もしくはゆっくり出発
開店時間に合わせた10~12時頃が一番混むため、朝の早出が渋滞回避の基本になります。
朝8時前に出発か昼過ぎ出発。帰路も17~19時は避け、20時以降に高速に乗るとスムーズです。
高速道路はフル活用
多少遠回りでも渋滞に巻き込まれず、快適に移動できます。
沖縄本島は裏道は多くありませんが、高速道路+東海岸ルートが有力な迂回ルートです。沖縄道は他県に比べ渋滞も少なくストレス軽減にもなります。
公共交通の利用
地元民も混雑を避けるためにバスツアーなどを利用することがあり、レンタカーではない移動手段が時間短縮につながります。
ジャングリア沖縄では、直行バスやシャトルサービスを提供しているので積極的に利用しましょう。
こまめな情報収集
旅行中でも交通情報はこまめにチェックしましょう。
沖縄総合事務局北部国道事務所は、道の駅「許田」にリアルタイム渋滞情報板を設置しています。国道58号ルートと名護東道路ルートの所要時間を確認できます。
日本道路交通情報センターの渋滞情報や地元ラジオの交通情報なども活用し、状況に応じたルート変更ができるよう備えておくと安心です。
よくある質問

- 駐車場は無料ですか?
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ジャングリア沖縄の敷地内駐車場は有料です。
1日利用2,000円で事前予約制です。公式サイトやアプリから予約券を購入し、当日は係員の案内に従って駐車します。
無料で停めたい場合は、名護市内のイオン名護店屋上駐車場が提携駐車場として利用可能です予約不要・料金無料)。
イオン駐車場に車を停めて、そこから無料の直通シャトルバス「ジャングリアエクスプレス」に乗れば約35分でパークまで到着します。
※イオン名護店の駐車場利用可能時間は朝8時~夜22時となっています。
- 車がない場合でもジャングリアへ行けますか?
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行けます。
那覇空港・那覇市内からは直行バス(有料シャトルバス)「ジャングリアエクスプレス」が運行されています。所要約2時間20分、事前予約制で運賃は大人2,500円/小人1,250円です。
那覇の泊港から高速船(ジンベエ・マリン)で名護漁港まで行き、そこから連絡バスに乗るルートもあります。高速船は約1時間15分で名護に着き、接続バスで約40分(500円)でパークまで直行します。この船+バスの組み合わせは渋滞の影響を受けにくい利点があります。
参考:第一マリンサービス
本部港(本部町)へ那覇港からフェリーで行き、港から送迎バスというアクセスも一部あります。
このように車がなくてもバスや船でアクセスが可能です。ご自身の旅程に合わせて選んでください。
- ナビで「ジャングリア」が出ない時はどうしたらいい?
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開業間もないため、カーナビの地名検索で「ジャングリア沖縄」がヒットしない場合があります。
その場合は「今帰仁村湧川(なきじんそん わくがわ)」と入力してみてください。この湧川エリアがパークの所在地近くの地域名です。湧川付近まで来れば案内看板や誘導スタッフが配置されているので迷わず到着できるでしょう。
より確実なのは公式住所を直接入力する方法です。ジャングリア沖縄の住所は「沖縄県国頭郡今帰仁村字呉我山553番地1」です。カーナビの目的地設定で住所検索し、この地点をセットしてください。
またGoogleマップなど地図アプリでは「ジャングリア沖縄」で既に登録されている場合もありますので、スマホの地図も併用すると安心です。
- 雨の日や台風でも車で行けますか?
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雨の日でも車で行くこと自体は可能です。
台風の場合は状況次第です。暴風警報クラスの台風が接近している際は、不要不急の外出自体が危険となります。レンタカー会社も貸し出しを制限することがあり、那覇~名護間の高速船やシャトルバスも運休になる可能性があります。
ジャングリア沖縄自体も荒天時は臨時休園や営業時間短縮の措置を取ることがあります(公式サイトやSNSで告知)。台風直撃の日に強行するのは避け、旅行日程の変更や屋内プランへの切り替えを検討してください。
どうしても移動が必要な場合は、最新の気象情報と道路情報を確認し、無理のない行程を心掛けましょう。
まとめ|ジャングリアへ車で行くなら「ルート・時間・駐車場」を押さえるだけでOK!

「ルート・時間・駐車場」の3点を押さえておけば、車でのジャングリア行きは怖いものなしです。
- 基本的には高速道路+主要幹線の組み合わせがベスト
- 混雑時間を避け、早めに移動する
- 駐車場は公式の有料予約制と、無料の提供があるので計画段階で決めておく
この記事を活用し、ぜひ安全運転で楽しい旅路をお過ごしください。