沖縄旅行の定番スポット「美ら海水族館」。しかし、いざ車で訪れるとなると「駐車場はすぐ満車にならない?」「どのゲートに近いのが便利?」「混雑したらどうすればいいの?」と不安を感じる方も多いはずです。
実際、観光シーズンや休日は朝から駐車場がいっぱいになり、遠い場所に停めざるを得なかったり、空きが出るまで待たされたりするケースも少なくありません。
特に小さなお子さん連れや限られた観光時間で訪れる方にとって、駐車場の混雑は大きなストレスになります。
でも安心してください。この記事を読めば、美ら海水族館の駐車場の場所・台数・混雑のピーク時間までを事前に把握でき、当日スムーズに車を停められるようになります。
どの駐車場を選べば水族館までの移動がラクか、混雑時にどう対応すれば良いかまでしっかり解説しています。
読んでから出発すれば、「停められなくて観光のスタートからつまずいた…」なんて失敗は避けられるはずです。
美ら海水族館の駐車場は全部で何か所?料金と基本情報
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美ら海水族館を含む「海洋博公園」には、合計9か所(P1〜P9)の駐車場が整備されており、普通車・大型車・バイクなど、車種に合わせて無料で利用できます。
各駐車場は園内の北ゲート・中央ゲート・南ゲートに分散して配置されており、水族館に近い場所から、少し離れているけれど混雑回避に便利な場所まであります。
駐車料金は無料!営業時間と利用可能時間
美ら海水族館の駐車場は、すべて無料で利用可能です。料金を気にせず安心して車を停められるのは、観光客にとって大きなメリットといえます。
- 利用可能時間:公園の開園時間に合わせて、通常は朝8:00頃から夜の閉園時刻(19:00~20:00)まで
- 閉鎖時間:夜間は施錠されるため、車の出し入れはできません
「ちょっと遅くなったから深夜に車を取りに行こう」といった利用はできないので、必ず営業時間内に出庫する必要があります。
普通車・大型車・バイクの駐車スペース数
海洋博公園全体では、普通車約1,700台分、大型車(観光バス・マイクロバスなど)約100台分、バイク・自転車用スペースも数十台分が確保されています。特に水族館に近い「P1駐車場」は人気が高く、休日は午前中に満車になることも珍しくありません。
「行ったのに停められなかった!」という事態を避けるには、混雑シーズンの朝イチ来館、または少し離れた駐車場を選ぶ柔軟さがポイントです。
地図で見る駐車場の位置と園内ゲートの関係
地図を挿入する
美ら海水族館に最も近い駐車場は、**P7(北ゲート立体駐車場)またはP6(北ゲート前駐車場)**です。P7には「水族館駐車場」の看板があり非常に分かりやすく、P6も徒歩すぐの好アクセスです。どちらも混雑する人気スポットなので、早めの来館、あるいはP2・P3も視野に入れた柔軟な対応が重要です。
どの駐車場に停めるかで、館内までのアクセスが大きく変わるため、事前に把握しておくと当日の移動がスムーズです。
駐車場ごとの特徴とアクセス方法
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P6・P7駐車場(北ゲート)|水族館に最も近い便利な駐車場
- 距離:徒歩約2〜3分
- 収容台数:P6 約200台、P7 約1,100台
- 特徴:水族館の正面にあり、最短で入館できる。P7は立体駐車場なのでキャパシティが大きく、看板表示もあって初めての来園者でも迷いにくい。
ただし、休日や繁忙期は午前中で満車になるケースが多いため、「どうしても近くに停めたい!」なら開園直後に到着するのが必須です。
P2・P3駐車場(中央・南ゲート)|混雑時におすすめの穴場
- 距離:徒歩7〜12分
- 収容台数:P2 約350台、P3 約500台
- 特徴:P6・P7が満車でも空きが見つかりやすい。広く区画がとられていて駐車しやすい。
歩く距離は少し長くなりますが、園内を散策しながら水族館へ向かえるため「混雑でイライラするよりマシ」という声もあります。
障がい者用スペースとバリアフリー動線
各駐車場には障がい者用スペースが確保されており、特にP6・P7からは水族館までの距離が短く移動もスムーズ。館内入口までのルートにはスロープが整備されており、車椅子やベビーカーでも安心です。
混雑を避けるための駐車場利用のコツ
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美ら海水族館の駐車場は広大で台数も十分にありますが、観光シーズンや連休には「近くに停められない」「満車で時間をロスした」という声が多いのも事実です。ここでは混雑を避けるための具体的なコツを紹介します。
平日・休日・繁忙期の混雑時間帯の目安
- 平日:午前10時前後にP6・P7が埋まることもあるが、午後は比較的空きやすい
- 土日祝日:午前10時までにP6・P7が満車になるケースが多く、人気シーズンは開園直後から混雑
- 夏休み・GWなど繁忙期:朝9時の開園と同時にP6・P7がほぼ満車。遠いP2・P3への案内が早い時間から始まることもある
「午前中なら空いている」という思い込みは要注意。繁忙期は午前9時台でも満車になっている場合があります。
午前と午後で狙い目が変わる駐車場選び
- 午前の狙い目:開園直後(8:30〜9:30)ならP6・P7に停められる可能性が高い。特に小さなお子さん連れや高齢者がいる場合は朝イチ到着がおすすめ。
- 午後の狙い目:13時以降になると午前から来館した人が帰り始め、P6・P7にも空きが出ることがある。昼過ぎに合わせて訪問すると、比較的スムーズに近くへ停めやすい。
「午前は近さ重視、午後は回転率を狙う」──この使い分けを意識するだけで、駐車場選びのストレスは大きく減らせます。
満車時の誘導ルートと対応方法
美ら海水族館では、駐車場が満車になると係員が空いている駐車場へ案内してくれます。
- P6・P7が満車 → **P2・P3(徒歩7〜12分)**へ誘導
- さらに混雑 → 公園内の他施設近くのP4以降へ回されるケースもあり
遠い駐車場に停めることになった場合でも、園内には移動を助ける手段があります。
歩く距離が増える場合の移動手段
- 園内シャトルバス(無料)
公園内を巡回して北ゲート(水族館付近)まで移動できます。
ただし毎日運行しているわけではなく、主に土日祝日や繁忙期のみ運行。
運行ルート・停留所・時刻表は 👉海洋博公園公式「園内周遊バス」ページで最新情報を確認できます。旅行前にチェックしておくと安心です。 - 散策ルート
P2・P3からは園内の遊歩道を歩いて移動可能。海を望む景色や熱帯植物を楽しめるため「ちょっとしたお散歩気分」で移動できます。 - ベビーカー・車椅子の貸出サービス
小さなお子さん連れや高齢者がいる場合は、園内インフォメーションや水族館でベビーカー・車椅子の貸出が利用できます。
💡 ポイントまとめ
- 満車時は慌てず係員の案内に従う
- 遠い駐車場になった場合でも、シャトルバス・遊歩道・貸出サービスで移動がラクに
- 出発前に公式サイトでシャトルバスの運行状況を確認しておくと安心
大型車・バイク・自転車の駐車情報
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美ら海水族館のある海洋博公園は、普通車だけでなく大型車やバイク・自転車用の駐車スペースも整備されています。車以外の手段で訪れる方や、団体旅行の観光バス利用者でも安心して利用できます。
観光バスやマイクロバス専用スペース
- 駐車料金:無料
- 収容台数:約100台分
- 場所:主に北ゲート付近の大型車専用エリア
団体ツアーで利用される観光バスやマイクロバスは、北ゲート(P7立体駐車場横)の専用スペースに停めるのが基本です。観光バスの駐車位置は一般車と分けられており、乗降スペースも広いため、大人数でもスムーズに移動できます。繁忙期は観光バスが連続して到着するため、駐車位置や時間は必ず係員の案内に従いましょう。
バイク・自転車置き場の場所と料金
- 駐車料金:無料
- バイク置き場:北ゲート周辺に専用スペースあり
- 自転車置き場:各ゲート付近にラック設置
バイクで訪れる観光客も多く、北ゲート周辺には二輪専用の駐車エリアが整備されています。駐輪スペースは普通車と分けられているため、安心して停めることができます。
また、自転車で訪れる地域の方やサイクリング客向けに、自転車ラックも各ゲート付近に配置されています。美ら海水族館は高台に位置しているため、体力に自信がある方は自転車での来館も選択肢になります。
💡 補足
大型車や二輪車の利用者は普通車に比べて情報が少ないですが、すべて無料で利用できる点は大きなメリット。団体利用やバイクツーリングでも安心です。
駐車場を使うときに便利な情報
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美ら海水族館の駐車場は無料で使いやすいですが、当日のスムーズな移動のためにはちょっとした事前準備が役立ちます。ここでは、カーナビ設定から園内の移動方法、夏場の荷物管理まで知っておくと便利な情報をまとめました。
カーナビ用住所とマップコード
美ら海水族館を目指す際は、施設名を入力するよりも正確に案内されるよう、カーナビ用の住所やマップコードを利用しましょう。
- 住所:沖縄県国頭郡本部町字石川424番地(海洋博公園 北ゲート周辺)
- マップコード:553 075 797*74
「美ら海水族館」と検索すると遠い駐車場が案内される場合もあるため、カーナビでは北ゲートを目標に設定するのがおすすめです。
園内移動シャトルや徒歩ルート
駐車場が遠い場合は、園内の移動手段を活用すると便利です。
- 園内遊覧車(有料)
公園内を巡回する遊覧車を利用できます。1日周遊券500円/1回乗車300円。6歳未満は無料、各種手帳(身体・精神・療育)所持の方も無料です。運行は園内の複数停留所を約15〜30分間隔で回ります。詳細(停留所・時刻・注意事項)は公式案内を確認してください。
- 徒歩ルート
P2・P3からは遊歩道を通って水族館へ。海の景色や植物を楽しみながら移動できるため、散策も観光の一部として楽しめます。
暑さ対策と荷物管理の注意点
沖縄は日差しが強いため、駐車場から水族館までのわずかな移動でも暑さ対策が必要です。
- 暑さ対策:帽子・日傘・冷却グッズを用意。子どもには飲み物をこまめに。
- 荷物管理:大きな荷物は館内のコインロッカーに預けると快適に見学できます。
- 車内環境:長時間駐車する場合、車内は高温になりやすいため、飲み物や精密機器を放置しないよう注意。
💡 ちょっとした工夫で、駐車場から館内までの移動がぐっと快適になります。
周辺の有料駐車場と利用シーン

美ら海水族館の駐車場は無料で便利ですが、繁忙期やイベント時には満車が続き、「どうしても近くに停めたい」という人は周辺の有料駐車場を検討するのも一つの方法です。
公園外の民間駐車場情報
- 周辺の飲食店や土産店が運営する有料駐車場
水族館から徒歩5〜10分圏内にあり、1回500円〜1,000円程度で利用可能。
食事や買い物とセットで利用すると駐車料金が割引される場合もあります。 - 観光シーズンの臨時駐車場
繁忙期には近隣の店舗や民間事業者が、臨時で駐車場を開放することがあります。公式駐車場が満車の場合は、看板や係員の案内を確認してみましょう。
混雑日でも停めやすい駐車場の探し方
- 到着時間をずらす:午前中は公式P6・P7が混雑しやすいので、午後に訪問すると民間駐車場も含めて空きが出やすい
- 事前にGoogleマップで検索:「美ら海水族館 駐車場」と検索すると、公式だけでなく民間駐車場の口コミや混雑状況も確認可能
- 歩く距離を妥協する:公園外から徒歩10分以上かかる場所は空きやすいため、多少の距離を許容できれば確実に停められる
💡 ポイント
- 無料駐車場が満車でも慌てず選択肢を持つことが大切
- 民間駐車場を利用すれば、待ち時間ゼロでスムーズに入館できることもある
まとめ|美ら海水族館の駐車場を賢く使って快適観光
美ら海水族館の駐車場は、P6・P7を中心に全9か所、すべて無料で利用可能です。ただし人気スポットゆえに混雑は避けられず、特に休日や繁忙期には午前中で最寄りの駐車場が満車になることも珍しくありません。
時間帯・目的に合わせた駐車場選びのポイント
- **朝イチで到着できるならP6・P7(北ゲート前・立体駐車場)**が最短で便利
- 混雑している場合はP2・P3を選べば空きやすく、歩きながら園内を楽しめる
- 午後から訪問するなら午前中に停めていた車が動き始めるため、再びP6・P7の空きを狙えるチャンス
- 満車時は係員に従って移動し、必要に応じて園内シャトルバスや貸出サービスを活用する
公式サイト・最新情報リンク
駐車場やシャトルバスの運行情報は、訪問前に以下で確認しておくと安心です。
💡 駐車場情報を事前に押さえておけば、「停められなくて観光が台無し…」という失敗を防げます。混雑のピークを避け、状況に応じて柔軟に駐車場を選ぶことで、美ら海水族館をより快適に楽しむことができます。