那覇市の中心部「県庁前」「国際通り」エリアから、沖縄屈指の人気観光地・美ら海水族館へ行く方法を徹底解説!
この記事では、バス・観光ツアー・レンタカーなど、主要な移動手段の特徴や所要時間、料金を比較しながら紹介しています。
観光プランにあわせて、あなたにぴったりの行き方を見つける参考にしてください。
沖縄県庁・国際通りから美ら海水族館への行き方|主要ルートをざっくり把握
出発地の沖縄県庁と国際通りは徒歩圏内
県庁前駅・県庁北口バス停・国際通り(南側入口付近)は、すべて那覇市の中心部に位置し、徒歩5〜10分ほどで行き来できる距離にあります。
どこから出発してもアクセスはほぼ同じなので、自分の現在地や旅のスタート地点にあわせて選べます。
まず距離と所要時間のイメージを掴もう
Googleマップリンクはこちら
沖縄県庁から車での移動を想定した場合、主なルートは2つ確認できました。
沖縄自動車道(有料)を経由するルート・国道58号と国道499号を経由するルートです。
ルート | 距離 | 時間 | 料金 |
---|---|---|---|
沖縄自動車道ルート | 約90㎞ | 1時間20分〜1時間50分 | 約700円前後 |
国道ルート | 約85㎞ | 1時間40分〜2時間30分 | 無料 |
- 時間・距離はGoogleマップ参照。
- 高速道路の料金は、平日と休日(祝日)で異なる場合があります。
お出かけ前に事前の確 認をしておくと安心です。
移動手段はこの3つ!あなたに合った方法は?
沖縄県庁、国際通りから美ら海水族館へ行くには、主に3つの交通手段があります。
それぞれに所要時間や費用、快適さが異なるため、旅のスタイルや同行者に合わせて選ぶのがポイントです。
バス(やんばる急行バス/路線バス乗り継ぎ)
車がなくても利用しやすいのがバス移動。
特に「やんばる急行バス」は乗り換えなしで行ける直通ルートがあり、観光客にも人気です。
やんばる急行バスの乗車券に美ら海水族館の入館券がセットになったお得なチケットもあります。
一方、路線バスを乗り継ぐ方法はやや複雑ですが、時間帯によってはこちらの方が便数が多い場合もあります。
時間に余裕があれば、バス移動だけでも十分に到着可能です。
タクシー・レンタカー
自由度の高さと快適さを重視するなら、タクシーやレンタカーが最もストレスの少ない手段です。
特に家族連れやグループ旅行では、時間を気にせず移動できる点が魅力。
料金は高めですが、美ら海水族館周辺には無料駐車場も完備されているため、車でのアクセスはスムーズです。
観光ツアー(日帰り)
観光バスツアーやホテル発着の定期観光ツアーを利用する方法もあります。
移動手段の手配やスケジュールを考える必要がなく、効率よく他の観光地も巡れるのがメリットです。
ただし、自由な滞在時間が取りにくい点や、団体行動に合わせる必要がある点には注意が必要です。
ここまでの説明で、それぞれの移動手段の特徴が見えてきたかと思います。
次に、各方法を「時間・料金・快適さ・おすすめ度」で比較した一覧表で、違いを一目でチェックしてみましょう。
比較表|時間・料金・快適さ・おすすめ度を一覧でチェック
手段 | 所要時間 | 料金(片道) | おすすめ度 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
やんばる急行バス (直行便) | 約2時間 〜2.5時間 | 約1,900〜2,200円 (IC対応) | ★★★ | シンプルな乗り継ぎなし移動を好む人 事前予約不要で気軽に行きたい人 |
高速+路線バス (乗り継ぎ1回) | 約2時間 〜2.5時間 | 約2300〜3100円 (経路による) | ★★☆ | 複数便を比較して柔軟に対応したい人 |
レンタカー | 約1時間45分 〜2時間 | レンタル +ガソリン +高速代 | ★★☆ | 複数スポット巡りたいグループ 自由にスケジュールを組みたい人 |
タクシー | 約1時間45分 | 約18,000〜22,000円 (固定見積) | ★☆☆ | 旅行中時間を節約したい 荷物が多い 移動に気を遣いたくない人 |
観光ツアー(送迎付きバス) | 約1日(日帰りツアー利用時) 所要:移動+滞在含み6〜10時間程度 | 約7,300〜7,800円 (施設割引+往復交通含む) | ★★☆ | 観光地もまとめて回りたい 言葉・計画に不安がある人 バス移動を手軽にしたい方 |
- 料金は大人1名の片道目安。レンタカーは基本料+燃料・高速代。
- おすすめ度は「快適さ・自由度・コスパ」を総合評価。
- 向いてる人は状況に応じた目安です。
参考サイト:ナビタイム「移動手段ごとのルート」はこちら
バスで行く|やんばる急行バス or 路線バスの2択
やんばる急行バス(最もシンプルなルート)
- 所要時間:約2時間5分〜2時間11分(例:6:45発 → 8:50着)
- 運賃:大人片道約 1,900円(ICカードも可、小中学生は半額)
- 乗り場:県庁北口から乗車可能。
予約不要ですが、満席になると乗れないこともあるため早めの行動推奨
沖縄県庁北口バス停からやんばる急行に乗車できます。
乗車区間は23区間、所要時間は2時間程度です。
下車駅は「沖縄美ら海水族館(記念公園前)」になります。
やんばる急行バス路線図はこちら
メリット
- 乗り換え不要の直行便で、乗り継ぎが苦手な方にも安心。
- 比較的安定した所要時間で移動可能。
- 途中停車や休憩がある場合もあるが案内表示あり。
デメリット・注意点
- 運行本数が限られる:始発は早朝だが、日中は1時間に1本程度
- 予約不可なので満席の可能性あり。
- 道路状況により渋滞や遅延のリスク(特に繁忙期)あり
路線バス乗り継ぎ(本数は多いが乗換が必要)
- 所要時間:概ね2時間〜2時間30分、直行便よりやや長め。
- 主なルート例:
県庁北口 → 徒歩で那覇バスターミナル → 高速バス(111番/117番)で名護 → やんばる急行あるいは70番路線バスで「記念公園前(美ら海水族館)」へ - 片道運賃:約2300円〜3100円(乗り継ぎルート、111/117運賃含む)
沖縄県庁前バス停より、2番のバス(開南・上泉向け)で県立医療センター前[沖縄]に移動。
乗車区間は15区間、22分ほど乗ります。
117番(沖縄市向け)に乗り換え、記念公園前で下車する。
2番から117番への乗り換えは同じバス停で行います。
(移動無し)
乗車区間は17区間、2時間ほど乗ります。
メリット
- 本数が多く柔軟に選べる(特に那覇バスターミナル発)。
- 料金帯に幅があり、場合によっては安価な乗り継ぎ経路も選べる。
- 万一直行便が満席でも代替ルートとして使いやすい。
デメリット・注意点
- 乗り継ぎが必要なため手間がかかる。
- 運行本数や便によって待ち時間が生じることも。
- 予算と時間にバッファが必要。
沖縄バス旅ガイドPDFはこちら
バス利用が向いている人・向いていない人
向いている人
・費用を抑えたい
・時間に余裕があり、公共交通に慣れている
・バスの乗り継ぎや待ち時間を問題と感じない人
向いていない人
・子連れや高齢者など、頻繁な乗り換えが負担な人
・スケジュールがタイトで帰り時間が読みづらい旅客
・荷物が多かったり、快適性を重視する人
ツアーで行く|移動+入館チケット+スケジュール管理までお任せ

主なツアーの内容と料金例
沖縄県庁・国際通り周辺から美ら海水族館へ向かう日帰りバスツアーについて、最新の情報をもとにプランや料金、予約方法をまとめました。
サイト名 | プラン | 料金 |
---|---|---|
沖楽(おきらく) | 「古宇利島・今帰仁城跡・ワルミ大橋」などを巡るプラン | 大人(12歳以上)7800円~ 小人(6~11歳)3500円~ 幼児は大人1人につき1人まで無料。 美ら海水族館の入館料は別途かかります。 |
VELTRA | 美ら海水族館、古宇利島、今帰仁城跡をじっくり効率よく巡る1日バスツアーです。 またリゾートホテル「ホテル オリオン モトブ リゾート&スパ」でのランチ付き! | 大人(12歳以上)7800円~ 小人(6~11歳)3800円~ 2歳以下無料、5歳以下は大人1名につきお1人様まで無料 美ら海水族館の入館料は別途かかります |
じゃらん | 沖縄美ら海水族館入園料(¥2,180)&琉球村入園料(¥2,000)&バンタカフェワンドリンク付き | 大人(高校生以上)6,630円 子人(3歳~中学生)5,490円 0~2歳(座席なし) 無料 |
- 旅行日程によって平日・週末で催行条件や価格は変わることがあるため、予約時の最新情報を確認してください。
- キャンセル規定も各社異なり、直前キャンセル料がかかる場合がありますので、合わせて確認をおすすめします。
ツアーのメリットとデメリット
ツアーは「すべて任せたい人」に最適ですが、自由度はやや下がります。
ツアーの最大のメリットは、移動手段の確保・入館チケット・観光スケジュール管理がすべてセットになっている点です。
土地勘がない旅行者や、バスの時刻・乗換などを調べる時間を省きたい人にとっては大きな安心材料になります。
また、入館料と交通費がセットになっているため、個別手配よりも割安になることも多いです。
一方で、観光地ごとの滞在時間があらかじめ決められており、自由時間が短いと感じる可能性もあります。
また、雨天・台風などによる催行中止リスクや、バスの遅延が起きる場合もあります。
ツアー利用が向いている人
旅行の段取りをプロに任せたい人に、バスツアーはとてもおすすめです。
以下のような方には、ツアー利用が特に向いています。
- 子連れファミリー
→ ベビーカーの持ち込みや荷物が多くても安心。バス移動で負担が軽くなります。 - 旅行初心者・土地勘がない方
→ 移動ルート・時刻を調べる手間が不要で、迷う心配がありません。 - 限られた日程で観光を効率化したい人
→ 一日で複数の観光地を回れるようにスケジュールが組まれており、時間を有効活用できます。 - 旅行プランを立てるのが苦手な人/全部お任せしたい人
→ 出発から帰着まで流れが整っているので、自分で考える負担がありません。
「行き方を調べる時間すら惜しい」
「乗り換えも不安」
「観光地を一日で効率よく回りたい」という方には、バスツアーが最適です。
車・タクシーで行く|快適で時間短縮も可能

車(レンタカー・マイカー)で行く場合(所要時間や料金目安)
レンタカーやマイカーでの移動は、美ら海水族館までを自由なペースで移動したい方におすすめです。
那覇市内から高速道路を利用すれば、約1時間30分〜2時間ほどで到着できます(一般道のみの場合は2時間半〜3時間ほどかかります)。移動中に道の駅や観光スポットに立ち寄ることもでき、行動の自由度が高いのが魅力です。
費用はレンタカーの1日料金(3,000円~8,000円程度)に加え、高速料金(約950円)やガソリン代がかかります。人数が多いほど1人あたりの費用負担は軽くなり、コスパも良くなります。ただし、那覇市内は朝夕に渋滞が発生しやすいため、時間には余裕を持って行動することをおすすめします。海洋博公園内の駐車場は無料ですが、休日や連休は満車になる可能性がある点にもご注意ください。
タクシーで行く場合の相場と注意点
タクシーでの移動は、運転の手間なく快適に移動したい方に向いています。
那覇市内から美ら海水族館までは、所要時間が約2時間。料金は片道でおおよそ15,000〜20,000円程度が目安となります。
人数が多ければ割り勘で1人あたりの費用を抑えることも可能です。
また、観光タクシーを時間貸し切りで利用するプランもあり、例えば8時間コースで2万円台後半〜4万円程度のプランが選べます。
観光ルートに合わせて複数のスポットを巡りたい方や、移動中も快適に過ごしたい方にとっては、非常に効率の良い手段といえます。
ただし、通常の路上での流しタクシーは長距離に不向きで、観光タクシーを利用する場合は事前予約が必要です。
観光シーズンは混み合うため、早めの手配がおすすめです。
快適さを重視する人にはベストな手段
快適さや移動の自由度を優先するなら、レンタカーやタクシーが最適です。
特に複数人での移動や荷物が多い場合、小さなお子様連れや高齢者と一緒の旅行では、車での移動が圧倒的に楽になります。
一方で、費用面ではバスより割高になるため、予算や移動中に立ち寄りたい場所があるかどうかによって検討するのがおすすめです。
手段 | 所要時間 | 料金(片道目安) | 特徴 | 向いている人 |
---|---|---|---|---|
レンタカー マイカー | 約1時間30分〜2時間(高速) 〜2時間50分(一般道) | レンタカー代+高速950円+燃料 =約3,000〜8,000円 | 自由度が高く観光拠点を自由に移動可能 | 複数人 長時間旅行 観光地巡りたい人 |
タクシー | 約2時間 (高速利用) | 約15,000〜20,000円 | 座って快適に移動。 ドアtoドアで安心 | 荷物や体力に配慮 運転したくない人 |
貸切観光タクシー | 例:8時間プラン | 普通車24,000円~ ジャンボ38,250円~ | コース指定可 観光地巡り設定可能 | 観光スポット多巡 手間を省きたい人 |
沖縄県庁・国際通りから美ら海水族館は行き方次第で快適に楽しめる!

美ら海水族館へ行く手段はさまざま。
コスト重視、時間優先、観光をセットにしたいなど、自分のスタイルに合わせて選ぶことで、移動そのものも旅行の一部として楽しめます。
目的・条件 | おすすめルート |
---|---|
とにかく安く行きたい | やんばる急行バス(片道約1,900円) |
最短で快適に行きたい | タクシー(人数割) またはレンタカー(所要1時間) |
移動の手間を減らしたい | 観光ツアー (入館チケット・他観光地込み) |
ローカル感を味わいたい | 路線バス乗継 |
子ども・高齢者と一緒に移動したい | 車(レンタカー) またはツアーでドアtoドア移動 |
自由に寄り道も楽しみたい | レンタカー (途中のビーチや道の駅に立ち寄り可) |
迷ったらやんばる急行バスがおすすめ。
料金・快適さ・本数のバランスが良く、予約なしで利用できる点も魅力です。
複数人ならレンタカーやタクシーの方が結果的に安く、時間も自由に使えるため、費用対効果は高めです。
旅行初心者や予定を任せたい人はツアーを選べば、チケット付きでスケジュールも安心。
バス旅を楽しみたい人は、ローカル路線バスで名護を経由するのも一興です。