古宇利島から美ら海水族館は行ける?おすすめルートと寄り道スポット

沖縄ハートロック画像

古宇利島も行きたい、でも美ら海水族館も外せない。
そんな沖縄北部の人気スポットを1日でまわりたい!と思ったとき、気になるのが「どうやって移動する?」ということ。
もちろん、車(レンタカー)なら自由が利いて一番スムーズですが、免許がなかったり、レンタカーが取れなかったり…。
「バスでも回れるの?」と気になっている人も多いのではないでしょうか。

この記事では、美ら海水族館から古宇利島へのアクセス方法として、車とバスの移動手段を比較しながら、
バス旅派向けに現実的で楽しい観光プランも提案します。
「移動時間も旅の一部」として楽しめるような寄り道スポットやモデルコースも紹介するので、ぜひ旅の参考にしてください!

目次

古宇利島と美ら海水族館はセットで行ける?

古宇利島から美ら海水族館までの距離と所要時間をチェック!

Googleマップ 古宇利島から美ら海水族館までのルート
Googleマップリンクはこちら

古宇利島と美ら海水族館は直線距離で約20km前後

車なら短時間で移動できますが、バスは本数が少ない・乗り換えが必要な場合もあるため、事前の時間配分がとても重要です。

移動手段所要時間乗り換えメモ
車(レンタカー)約30~40分なし自由に寄り道も可能◎
やんばる急行(直通)約50〜60分なし本数は1日2本のみ
(11:30/15:50)
やんばる急行
+路線バス乗り継ぎ
約1.5〜2時間1〜2回今帰仁経由
名護乗換などルートによる

やんばる急行の直通バスが使える時間帯に合わせるかどうかがカギ。
バス旅の場合は、乗り継ぎ時間・観光時間を加味して、無理のないスケジュールを組むことが大切です。

まずは古宇利島!アクセスと島内のまわり方

沖縄観光WEBサイトより引用、古宇利島の画像
沖縄観光WEBサイトより引用

古宇利島は1周約8kmほどの小さな島。
徒歩でも回れないことはありませんが、行きたいスポットによって移動手段の選び方が大事です。

古宇利島公式ホームページはこちら

ここでは、島内の主要観光地と、それぞれにどうやって行けるかをまとめます。

主な観光スポット一覧

観光スポット特徴・見どころ備考
古宇利大橋
沖縄観光WEBサイト
海の上を走る絶景橋。
徒歩でもアクセス◎
物産センター(ソラハシ)すぐ横
古宇利ビーチ
沖縄観光WEBサイト
透明度の高い遠浅ビーチ。
橋のたもと
売店やカフェあり
古宇利オーシャンタワー
(公式サイトは
こちら
展望台・貝博物館・カート移動あり徒歩圏内
(物産センターから約10分)
ティーヌ浜(ハートロック)
沖縄観光WEBサイト
ハート形の岩が有名な映えスポット徒歩20分以上、自転車推奨
しらさ食堂など島内飲食店
地元の食堂やカフェが点在カフェ巡りにも◎

島の中の観光地とアクセス方法

古宇利島を観光する際の主な交通手段は『徒歩』『自転車』『バス』の3種類。
下記でそれぞれのメリット・デメリットについてまとめました。 

移動手段メリットデメリット
徒歩無料で気軽
景色をゆっくり楽しめる
ハートロックは片道20〜25分とやや遠い
夏は暑さ対策必須
レンタサイクルハートロックまで楽に行ける
カフェや飲食店巡りにも便利
風や暑さなど天候に左右されやすい
坂道が多くやや体力を使う
やんばる急行(四島線)徒歩がきつい人にも◎
天候にあまり左右されない
本数が非常に少ない(1時間に1本程度)
時間の自由が利かず観光に不向き

レンタサイクルが借りられる場所

Instagram投稿より引用。古宇利島レンタサイクルのついての投稿記事
Instagram投稿より引用。リンクはこちら

古宇利島物産センター(ソラハシ)内のレンタル店

  • 料金:1時間〜(およそ500〜1000円程度)

※「古宇利島の駅 ソラハシ(Sorahashi)」は、2020年代にリニューアル・再整備された複合観光施設で、その中に物産館(マーケット)、フードコート、飲食店、お土産店、レンタサイクルなどが集まっています。
以前は「古宇利島物産センター」として知られていましたが、現在は「ソラハシ」という新しい施設名で運営されています

バス(やんばる急行 四島線)の停留所

Googleマップ 古宇利島バス停
Googleマップリンクはこちら

運行ルート例(2025年時点)

  • 島内に数か所バス停あり(オーシャンタワー、ソラハシ、ハートロック入口など)
  • 10時~16時ごろまで、おおむね1時間に1本のペースでバスがあります。
    (参考:NAVITIME

どの手段がいい?目的別おすすめ

目的移動手段のおすすめ
景色を楽しみながらのんびり観光徒歩+一部レンタサイクル
時間が限られている
or ハートロックも見たい
レンタサイクルメイン
高齢者連れ・夏場の暑さが不安徒歩+やんばるバス
(時間を合わせて)

午前中の時間をうまく使って、徒歩でアクセスできる範囲を中心にまわり、ハートロックは余裕があれば自転車で追加するのがバランスの良い回り方です。

※本記事では「日曜日の時刻表」をもとに紹介しています。
平日・祝日・連休・夏休みなどは時刻が変更になる可能性があるので、出発前には公式サイトや時刻表で最新情報を必ず確認してください。

古宇利島から美ら海水族館への行き方(バス中心)

やんばる急行公式HPより、やんばる急行バスの画像
やんばる急行公式HPより引用

やんばる急行バス|直通なら1本で到着(1日2本)

  • 古宇利島物産センター→ ロイヤルビューホテル美ら海(水族館最寄り駅)
  • 所要時間:約50分
  • 時刻表(11:30/15:50の2本)
  • 直通便を使えるタイミングで観光の組み立てが変わる

やんばる急行で乗り継ぎ移動(本数多め)

  • 古宇利物産センター → 今帰仁役場前 → 記念公園前(やんばる急行乗り継ぎ)
  • 所要時間:約1.5~2時間
  • 途中で観光や食事が可能(寄り道プランに◎)

やんばる急行バスは1時間に1本程度ありますが…水族館まで行くのは1日2本だけ!

古宇利島から出るやんばる急行バスは、10時ごろ〜16時ごろの間、おおむね1時間に1本のペースで運行されています。

ただし、その中で美ら海水族館の最寄りバス停(ロイヤルビューホテル美ら海バス停)まで直通する便は、11時台と15時台の2本だけ。

その他の時間帯のバスは、今帰仁役場前や運天港などのバス停で別便への「乗り換え」が必要になります。

寄り道しながら楽しめるバス旅観光スポット

スポット特徴・所要時間公式サイトリンク
今帰仁城跡世界遺産グスク。
石垣と沖縄の原風景を楽しめる。
古宇利島から美ら海水族館へ向かう途中のバス停『今帰仁城跡』で下車
徒歩2分。
参考:Googleマップ
世界遺産 今帰仁城跡
今帰仁そば地元食材を使った人気の沖縄そば店。
今帰仁村内に複数店あり。
古宇利島から美ら海水族館へ向かう途中の
バス停『赤墓ビーチ・長浜ビーチ』で下車
徒歩12分(1㎞弱)または(仲宗根)で下車、
『66 本部半島線』に乗り換え
諸志(しょし)(具志堅方面)で下車
徒歩3分。
参考:Googleマップ
今帰仁そば|沖縄古民家のそば屋|自然で味わう沖縄そば
備瀬フクギ並木樹齢250年以上のフクギが並ぶ並木道。
約1km、歩いて約30分〜1時間。
レンタサイクルOK。
水牛車ツアーもあり。
美ら海水族館から徒歩16分
参考:Googleマップ
備瀬のフクギ並木 – 本部町観光協会【公式】

おすすめポイント

  • 今帰仁城跡は、歴史と自然が融合した観光地。
    ガイド付きで巡れば知識も深まり、1~2時間ほどゆったり楽しめます。
  • 今帰仁そばは、今帰仁村役場前を起点に徒歩圏内でアクセス可能。
    地元グルメとして旅行プランに組み込みやすいスポットです。
  • 備瀬フクギ並木は、美ら海水族館の近くでアクセスも良好。
    自転車で緑のトンネルを楽しんだり、水牛車に乗ってゆったり散策するのもおすすめです。

バス旅モデルプラン|時間が合えば1日でどちらも楽しめる!

出発時間到着予想時刻
(記念公園前)
水族館の
滞在時間目安
メリット注意点
11:30 発12:20〜12:30 頃約3〜4時間午後をフルに使える朝の観光が短めになる
15:50 発16:40〜16:50 頃約1時間 or
閉館まで
午前をたっぷり観光水族館滞在が短めになる
(※注意)

※美ら海水族館の最終入館は17:00(2024年夏時点)、18時閉館です

11:30 発 → 午後ゆったり水族館コース

「水族館はしっかり見たい」
「フクギ並木や帰りの寄り道もしたい」人向け。

時間帯行動内容見どころ・補足
9:30〜11:00古宇利島内観光徒歩またはレンタサイクルで徒歩圏の観光地を回遊。
橋からの海景&オーシャンタワー展望がおすすめ。
11:00〜11:20古宇利島物産センターで軽食・お土産チェック「しらさ食堂」など地元グルメやおみやげに最適。
休憩にも◎。
11:30やんばる急行直通バスで出発「ソラハシ(物産センター)」から約50〜60分で
ロイヤルビューホテル美ら海(水族館最寄り駅)へ。
12:30頃美ら海水族館到着ジンベエザメ大水槽、イルカショー
ウミガメ館などをじっくり観覧。
12:30〜16:00水族館見学と食事休憩館内「カフェ オーシャンブルー」で昼食や休憩も可能。
16:00〜17:00頃備瀬フクギ並木散策
カフェ休憩
緑のトンネル&海風を感じながら散策。
カフェ「琉果」「cahaya bulan」等で
地元スムージーやランチ利用も◎。

15:50 発 → 古宇利島をのんびり観光コース

午前〜昼にかけて島でゆったり過ごし、午後の直通便で美ら海へ移動。
自分のペースで島巡りを楽しみたい人に最適です。

時間帯行動内容見どころ・補足
8:00〜9:30頃名護・許田→古宇利島へバス移動やんばる急行または路線バスで。
窓から島へ渡る古宇利大橋の絶景が楽しめます。
9:30〜14:30島内観光たっぷり古宇利大橋 → 古宇利ビーチ → 古宇利オーシャンタワー
→ 昼食 → ハートロック(余裕あれば)。
島の魅力を満喫する充実時間。
14:30〜15:30物産センターで休憩&お土産選び地元の特産品やスイーツをチェック。
軽食スポットも充実。
15:50やんばる急行直通便で出発直通バスで約50〜60分、「記念公園前」下車。
16:40〜16:50頃より美ら海水族館到着ジンベエザメ大水槽やイルカショーなど最後まで満喫!
17:00〜18:00(閉館)水族館内観覧最後の1時間でも主要展示は見応えあり。
閉館までゆったり。

※美ら海水族館の最終入館は17:00(2024年夏時点)
15:50発の便でもギリギリ間に合うが、水族館をサクッと見る前提

島内の観光スポット補足

  • 古宇利大橋:海のグラデーションを一望。歩いて渡る人も多く、まさに絶景の入口。
  • 古宇利ビーチ:遠浅で透明度が高く、シュノーケリングにも最適。
    ウミガメと出会えるチャンスも。
  • 古宇利オーシャンタワー:海抜約82mから360°の絶景を見渡せる展望施設。
    貝の博物館やカートでの移動も楽しめます。
  • ハートロック(ティーヌ浜):恋成就スポットとしても知られる天然ビーチのハート形岩。
    潮位のタイミングで訪れるのがおすすめ。
  • 昼食スポット例
    • ワンスイートレストラン L LOTA:海と島グルメを贅沢に楽しめる絶景レストラン。
    • 海の家 YOSHIKA:古宇利島丼やアグー豚料理が人気の海辺のカフェ。
    • Cafe t&c とうらく:海を感じながら創作ランチを楽しめる、フォトジェニックなカフェ。
Googleマップ 「古宇利島カフェ」検索結果
Googleマップ 「古宇利島カフェ」リンクはこちら

Googleマップ 「古宇利島カフェ」リンクはこちら

プラン比較表

タイプおススメ便
水族館をじっくり見たい11:30 発(早めに行って午後を有効活用)
古宇利島観光を重視15:50 発(昼食や観光にゆとり)
お子様連れ・疲れやすい11:30 発(早めに移動して休憩しやすい)
写真やカフェなどを楽しみたい15:50 発(島時間をゆったり味わえる)

バス旅でも、古宇利島&美ら海は1日でまわれる!

フリー画像より 沖縄、シーサーの画像

バスの本数やルートに気をつければ、古宇利島と美ら海水族館は1日で無理なくめぐることができます。
旅のスタイルや時間に合わせて、のんびり派もアクティブ派も自分にぴったりのプランを見つけてみてくださいね。

今回の情報が、旅の参考になりますように!

この記事を書いた人

沖縄県内の地域情報に特化した編集チーム。公式情報を元に、分かりやすい解説を心がけています。

目次